冥王星の降格

冥王星が降格になった。朝日新聞に載ってた惑星定義委員会メンバーの渡部潤一氏(国立天文台天文情報センター長)のインタビューを読むと、いろいろ経緯があって、降格というマイナスイメージを極力避けたいと思いつつも、やっぱりわかりやすさが一番ということで、こういう事態になってしまったということらしい。でも、惑星が減るってさびしい。
何日か前にやはり朝日新聞松本零士氏が遺憾の意を表していた。銀河系の外れ、ここから外宇宙へ旅立つんだということで思い入れがある、情緒的な面を重視すべきだと書いていた。そういえば「銀河鉄道999」あたりでそういう場所として出てきていたような気がする。
セーラームーン」で、頼りになるお姉さんキャラだったセーラープルートこと冥王せつなさんも、セーラー戦士ではなくなるのだろうか。でも、主役のセーラームーンはそもそも衛星なんだから大丈夫か、などとどうでもいいことも考えたりした。
地球人が勝手に言ってるだけで、冥王星自体にはなんの影響もないんだけど、やっぱ惑星は9個ないと。んでもって謎の惑星が発見されて「第十惑星」と呼ばれないと。と、なぜか、このニュースに、思いの外ショックを受けたのだった。