伊福部昭生誕百年祭・映画祭に行く

伊福部昭生誕百年祭、この週末は映画祭。
和光市役所横の桜並木を通って、行ってきました。

●銀嶺の果て
1947年 監督:谷口千春、脚本:黒澤明、音楽:伊福部昭
出演:野尻(志村喬)、江島(三船敏郎)、春坊(若山セツ子)、本田(河野秋武)、スキー小屋の爺(高堂國典)、高杉(小杉義男)
三船敏郎デビュー作、伊福部昭映画音楽第1回作品。
北アルプスの山小屋に逃れた銀行強盗犯の男たち(志村喬三船敏郎)と、小屋に住む老人と無邪気な少女と居合わせた登山家との交流を描く。三船はぎらついた男前の悪党で脇役です。

●空の大怪獣ラドン
1956年 監督:本田猪四郎特技監督円谷英二、音楽:伊福部昭
出演:川村繁(佐原健二)、キヨ(白川由美)、西村(小堀明夫)、柏木久一郎(平田昭彦)、伊関(記者。田島義文)、葉山(松尾文人)、須田(草間璋夫)、
いわずとしれたラドン
子どもの頃テレビで観て、襲われた若者が撮った写真の端に翼の一部が写ってて、それが資料のプテラノドンの翼と一致するところでかなり興奮したのを覚えています。今見ると、なんで向きも縮尺もいっしょやねん!と思いつつ、やっぱりよかったです。

宇宙大戦争
1959年 監督:本田猪四郎特技監督円谷英二、音楽:伊福部昭
出演:勝宮(池部良)、白石江津子(安西郷子)、安達博士(千田是也
今見ると宇宙の扱いがめちゃくちゃで、つっこみどころたくさんありますが、主演の池部良がやる気無さそうでよかったです。もちろんマーチも。