ひな人形段別七分飾り

michi-rh2006-03-03

今日はひなまつり。お人形を出すのは毎年大変。
せっまいせっまい家にもかかわらず、分不相応なことになんと七段飾り。長女が生まれたときに「ひな人形は女親の実家から贈るべきもの」ということで、うちの親が大奮発して買ってくれちゃったのだが、飾るスペースが確保できない。
それでもまだ子どもたちがちっちゃいときは、布団もちっちゃかったので寝室に余裕があったり、子ども部屋になる前の部屋が使えたりしてなんとか七段の骨組みをたてられたのだが、子ども部屋ができてからはほんっとにスペースがなくなってしまい、まったく段が組めない。
三人官女までにすれば?」と言われたが、一応年に1度は全部のお人形を出してやらなきゃ可哀想な気がするし、入れっぱなしは痛みそうな気もする。
ということで、何年か前から、段ごとに分けて家の各場所に飾るという苦肉の策をとっている。玄関あけたら靴箱の上に三人官女、茶の間の出窓にお内裏様とお雛様、階段途中の棚を一時的に空けてお道具載せられるだけと右大臣左大臣、子ども部屋のタンスの上に五人囃子、和室に泣き笑い怒りの三人、トイレに重箱と牛車と籠といった具合。
家内回遊型とでもいいましょうか。家の中を移動する先々でおひな様が楽しめるので、これはこれでよいかなと無理矢理思うことにしている。ひょっとするとすごく罰当たりなのかも知れないが、背に腹は変えられない。無い空間は作り出せない。