臨海学校

次女が、3泊4日の臨海学校から帰ってきた。
まっくろに焼けていた。いつものだらだらした様子が消えてすっかり健康そうになっていた。
練馬区では、中学校の宿泊学習は、1年生が臨海学校(夏休み)、2年生がスキー教室(冬休み)、3年生が修学旅行、というふうに指導されているらしい。公立で臨海学校があってしかも遠泳をする、というのはけっこう珍しいらしい。子どもたちはいやがっているが、親には割と好評。でも、一歩間違えば取り返しのつかない事故につながることだってありうるので、先生はほんとに大変だと思う。生徒何人につき教師何人と決まっているので、学年以外の先生もかり出される。
遠泳には、小遠泳、中遠泳、大遠泳の3種類があって、能力や意欲によってどれにするか選べることになっているが、多くの子が大遠泳に挑戦する。1キロ程度らしいが、子どもにとっては大変な距離(大人でも?)。
次女の班は、泳ぎがあまりうまくない子たちが集まっていて、練習では一度も1キロ泳げなかった。にもかかわらず、やる気だけはあってみんなでやってみようということに決め、先生もそれを受け入れてくれたらしい。「おまえらならできる!」という感動的なやりとりがあって(次女談)、挑戦することになり、どうにか泳ぎきったらしい。やりとげるのは苦しいが、それだけに達成感も大きかったはず。なかなか得難い経験ができたんじゃないのかなと思う。(帰宅した次女の報告を聞いて、胸が熱くなってしまった私は、かなり親ばか。)