「GIFT OF SMAP CONCERT TOUR' 2012」と唐獅子牡丹
友人がファンクラブの会員で、東京ドームのコンサート申し込んでみるってことで、「当たらないかもしれないけど、当たったら行く?」と誘われて、1回くらいジャニーズ見たいと思い、「行く!」と答えたら、見事9月26日のチケットを当ててくれたのでした。
アリーナは逃したものの、三塁側1階スタンド前から21列目というなかなかの席。
中央ステージでも6センチくらいには見えて、なんとなく誰が誰かを識別できる程度。
花道やクレーンで比較的間近でも見ることができました(^^)
さぞかし立派なショーにちがいないと思っていた期待は、裏切られませんでした。
とにかくひっきりなしにメンバーが動いて、あっちやこっちから入れ替わり立ち替わり出没し、全方位にアピールします。
18時半から始まって、修了は21時50分。3時間20分楽しみました。
8月に出た最新アルバム「GIFT OF SMAP」の中の曲が多かったですが、
このアルバムを聴いてなかったのは、失敗。
「夜空の向こうに」は、ラップになってましたが、
「SHAKE」はいつもの感じで、たいへん盛り上がりました。
合間にそれぞれのメンバーのソロや、ちょっとSFまがいの寸劇やらが入り、テレビでお馴染みのコントをメンバーひとりひとりが披露する際には、映像でタモリが登場してナビゲーターをしてくれました。
さて、長年いろいろなものに首を突っ込んでいると、意外なところで意外なものに出会うことがあります。今回もありました。
最新アルバムの曲はほぼ知らない曲ばかりでしたが、1曲だけ、旧知の歌が混じっていました。高倉健主演の東映任侠映画「昭和残侠伝」シリーズの主題歌「唐獅子牡丹」です。
11月公開の映画「任侠ヘルパー」や健さんの映画「あなたへ」に出た絡みでか、草なぎ君がソロで唄っているのです。
これを、コンサート会場でも披露しました。
なんかのTV番組で、草なぎ君が健さんに「僕の唐獅子牡丹どうでしたか?」と聞いて、ダメだしされていたように覚えていますが、合うとか合わないとかいうことは、この際置いときます。
「昭和残侠伝」など、おそらく見たことも聞いたこともない、女性ファンでいっぱいの東京ドームで、間に小芝居入れて、3番まで唄い通したことに、私はじーんと来ちゃいました。
アリーナから3階外野席までドーム内を覆い尽くす観衆の中、「昭和残侠伝」の健さんと池部良の道行きシーンを頭に浮かべ、健さんの野太い歌声と重ね合わせて、草なぎ君の声はやっぱ甘すぎるななどと思いながら、心の中で唱和(昭和?)していたのは、わたしくらいなものだったのではないでしょうか。
- アーティスト: SMAP
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2012/08/08
- メディア: CD
- クリック: 24回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 2004/10/21
- メディア: DVD
- クリック: 24回
- この商品を含むブログ (21件) を見る