言葉

「頑張る」の意味(追記あり:2012.12.8)

(★最近この日記へのアクセスが増えています。毎日のように何人かの方が来てくださいます。それについて、本文の後に追記しました。)私は、近年の「頑張る」という言葉の、世間での使われ方と嫌われぶりをつねづね残念に思っている者であるが、それについて…

ヴィジュアル系バンドの歌詞

中学生の娘が、最近ヴィジュアル系バンドの音楽にはまっている。 「ジャンヌダルク」「ガゼット」「ナイトメア」など。 漢字の書き取りが苦手で、普段から誤字の多い子が、歌詞を見ながら読み方を聞いてくる。 曖昧、刹那、虚飾、戯言、愚者、綺麗、徘徊、道…

青なじみ

ずいぶん前、「マシューTV」が深夜に放送していたころの話。「なまり亭」という、タレントのお国じまんと方言についてのコーナーで、磯山さやかがゲスト出演していた。夫は知っていたが、私は彼女自身を知らなくて、ましてや茨城出身であることもその時に…

うざす <形容詞の語幹+「す」の用法>

「うざっ」はなりをひそめ、最近、子どもたちは、形容詞の語幹に「す」をつけて使うようになった。「うざす」「きもす」「さむす」など。 「うざいです→うざいっす→うざす?」と訊いたら、「ちがうんじゃん。」と笑って否定された。 中学生の娘によれば、「…

うざっ <形容詞の語幹+「っ」の用法>

「うざい」はだいぶ前から言われているが、語幹に促音の「っ」をつけて使われるようになったのは、おそらく何年か前からだと思う。 「はやっ」「きもっ」「さむっ」などと、いくらでも使える。 語幹だけなので、活用を考えなくていいし、とにかく楽。 なんて…

言葉の力

ゆとり教育に替わって、文部科学省が打ち出した教育方針は、「言葉の力」。 論理的思考とそれを言葉で表現する力を養い、社会との対話をはかっていくことを重視するという。最近ちまたで騒がれる学力低下問題の発端となったPISA(生徒の国際学習到達度調…

最悪

最近、子どもたちの間で「さいあく」という言葉が頻繁に使われる。 たとえば、家の中を走っていて手か足をなんかの角などにぶつけたとき「いってえ!」という悲鳴のあとに「さいあくっ!」。食事中に袖がひっかかってお茶などをこぼしてしまった時に「もう、…