夕張に行く

michi-rh2007-08-16

夕張在住の親戚を訪ねて、家族で北海道に行ってきました。
夕張市と言えばメロンが有名。最近では、財政破綻問題で新聞やテレビで名前を聞くことが多くなりましたが、炭坑と映画祭でも知られていたところです。
街中には、建物の壁やお店の戸口の上など、いまでもあちこちに映画の看板が掲げてあり、古今東西の映画の場面を素敵なイラストで見ることができます。
石炭博物館は、夕張炭坑の歴史や石炭についてとても丁寧な解説をしています。昔使われていた炭坑の中に入っていく「まっくら探検」は、なかなか興味深いものでした。首からバッテリーを下げ、ライトをつけたヘルメットをかぶって本物の坑道の中を歩くことができます。
「郷愁の丘夕張キネマ館」には、さまざまな映画の看板やポスターが展示してありました。「キルビル」の女子高生殺し屋「GOGO夕張」のポスターがガラスケースに展示してあったのを見つけました。同作で人気のこのキャラクターは、夕張映画祭に呼ばれたタランティーノ監督が夕張が気に入ったことから命名したと聞いたことがあります。
他にも、「北の零年」や「幸福の黄色いハンカチ」のロケ地が観光スポットとして保存されています。
夕張鹿鳴館と呼ばれる旧北炭鹿の谷倶楽部というお屋敷も見応えがありました。石炭で栄華を極めた時代に贅をつくして立てられた歴史的な建造物です。
実家の両親に夕張メロンを送ったら、八百屋のおばちゃんが黄色くなったのをただでくれました。熟しすぎということはなくジューシーで甘かったです。おばちゃんお勧めのゆでとうきびも美味でした。
夕張は、ガイドブックや北海道の観光サイトにはあまり載っていないので、ちょっとアクセスしづらいと思われるかもしれませんが、札幌駅のバスターミナルから中央バス「ゆうばり号」で1時間30〜45分くらいで行くことができます。
涼しくて広くて、山の緑が気持ちよかったです。人が多くないので、ゆったりしたい人にはお勧めだと思います。

夕張の観光案内サイト
http://www.yubari-resort.com/