東京DOGS・マイガール・サムライ・JIN

今期のテレビドラマが一通り終わりました。
始まったころに書くの逃したので、今書きました。

★「東京DOGS」
小栗旬主演の刑事ものなので見た。
小栗旬は「ごくせん」で注目したのだが、その後あまり姿を見せず、「花より男子」で久々にテレビに登場、一躍人気者となったが、いまひとつぴんとくる役がなく(もろに個人的感想です、しかも時代劇は見てないので別)、物足りなく思っていたのだが、このドラマでは、私が見たかった小栗旬に近いものが。(反応に手間取って「・・・」となるときの表情がいい。)
月9なので、おしゃれできれい。刑事ものとしてはゆるゆる、銃撃シーンもてんで迫力がなかったが、親の仇をねらう若いエリート刑事というクラシカルな設定は悪くなかった。仲村トオルが敵役。

★「マイガール
嵐の相葉雅紀がドラマ初主演というので見た。
死んだ恋人が遺した幼い娘を引き取って、子育てに奮闘するカメラマン志望の青年の話。
相葉雅紀は、嵐のメンバー総出演の映画「ピカ☆ンチ」(2002年)で主役を演じていて、その肩の力の抜き加減に好感を持った。今回もそれはよかったのだが、役回りがいわゆる草食系男子すぎ。もっとやんちゃな役が見たい。
室井滋が母親役で出演。

★「サムライ・ハイスクール
それに比べると、こっちはだいぶやんちゃ。戦国時代に無念の死を遂げた若侍が、現代のへたれ男子高校生に乗り移るというめちゃくちゃな話。
主演の三浦春馬は、これまでシリアスな役が多かったように思うが、おちゃめな感じがナイス。ちょんまげもかわいかった。
父親役の岸谷五郎も茫洋としていい感じだった。
滋はここでは、女校長役で出演。「マイガール」と同様、ぱっと見傲慢で嫌なおばさんだが、実はちゃんと筋を通している人、という役回りだった。

★「JIN」
現代の医師が幕末にタイムスリップする話で、高視聴率を得たと話題のドラマ。
主演の大沢たかおが好演、彼の助手となる武家の娘を演じた綾瀬はるかはじめ、数ある出演者たちがいちいち魅力的だったが、中でも花魁役の中谷美紀が際立っていた。花魁言葉をつい口にしたくなってしまう(*^^*)
毎回毎回涙を誘いすぎだろうという感じがしないでもなかったが、タイムスリップに、医療ネタ、さらに幕末という時代設定が面白く、わくわくしながら見た。
が、タイムスリップの謎は結局証されないまま幕となったでありんす。

JIN―仁― 1 (ジャンプコミックス デラックス)

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